Signals
化学メーカーDICのCES2026出展プロジェクト「Signals」の展示作品制作をnomenaが担当しました。
樹脂上に高精細な回路やセンサを描画する「MoR®」、そして人の指では捉えきれない微細な凹凸や傷を検知する「Tacthancer™」。
それらの技術を、来場者が実際に“触れ、反応し、体感できる”展示を目指しました。
◾️MoR® Botany
環境を読み取る能力を持つ植物をモチーフにMoR®の多様なセンサーを表現しました。センシングの種類を1個1個の性格とすることで3種類の植物として構成しています。多様な動きとセンシングでMoR®の技術の可能性を来場者に伝えます。
ススキ:人が触ると反応して揺れ動き出す6本のススキ。その動きは周囲へと波及し、他の個体へと連鎖していきます。個の刺激が群れへと広がり、まるで植物同士が呼応しながら踊っているような振る舞いを生みます。
オジギソウ:電極がプリントされた樹脂部品に触れると、植物が身を縮めるように動き出します。ゆらゆらとした揺らぎや収縮は、オジギソウのように刺激に応答する存在を想起させます。樹脂だからこそ実現できる精緻な形状と高精細な印刷により、オジギソウのような繊細な動きを生み出しています。
ワタゲ:綿毛の葉に触れると、光がふわりと灯ります。呼吸のようなリズムで光が応答します。
綿毛に触れると、光がふわりと灯る。
呼吸のようなリズムで光が応答し、触れるたびにやさしく変化していく。
強く操作するのではなく、関係を結ぶように働きかけるインタラクションを設計した。
◾️MoR® Tool Kit
MoR®の多様な用途を伝えるためさまざまなセンシングを体感できるオブジェクトの集合体を制作しました。トング、コントローラー、ダイヤルなどMoR®で作られたツールに触るとケースから光や音が発生します。触れることで光や音が即座に立ち上がり、MoR®の多様な応用可能性を直感的に理解できます。
◾️Tacthancer™ Touch Board
Tacthancer™を体験できるイラストボードを制作しました。表面に触れることで、微細な触感の変化を「発見」できます。触れるたびに素手で感じることができない精緻な感覚が生まれ、触覚の可能性を瞬時に体感できる。
Year :
2026
Technical Director :
藤井 樹里(nomena)
Designer :
森井 裕史(nomena)
附柴 元亮(nomena)
Engineer :
大西 彬介(nomena)
Planner / Product Designer :
秋山 慶太(Fushigi Design)
Project Manager :
東 未央
Art Director / Designer :
阿南 圭吾(Logram)
Editor / Copywriter :
土屋 綾子
Translator (EN) :
松下 裕子
Susan Tyler Jenkins
Photographer :
小川 真輝
Retoucher :
江本 祥多
Producer :
永倉 政信(Tangram)
Tag :
With nomena
Installation
Mechanism
Product Design







