デジタル技術の活用及びDX推進の取組状況

23.01.24

デジタル技術が社会や自社の競争環境に及ぼす影響
ものづくりをとりまく環境の中で、デジタル技術の存在感は年を負うごとに増しています。デジタル技術は、ものづくり産業における設計、製造およびマネジメントの手法に対して日進月歩の変化をもたらしており、それらを効果的に活用できるか否かが、競争力を左右する重要な要素となっています。

経営ビジョン
上記のような社会状況の中で、当社は創業時からデジタル技術を積極的に採用することで、ラピッドプロトタイピングやデジタルファブリケーション、コンピュータによる各種シミュレーションの基盤を確立し、他社では実現の難しい高付加価値のものづくりを提供してきました。デジタル技術活用は当社のアイデンティティであり、競争力の源泉であると言えます。今後さらなる競争優位を堅持するために、継続的なデジタル技術活用を推進します。

ビジョンを実現する戦略
デジタル技術等の活用の具体的な方策として、設計部門では、3DCADやシミュレーションソフトを扱うためのスキルやノウハウを効率的に共有する仕組みを構築し、全社的な設計品質の向上を図ります。製造部門では、社内で運用されるデジタルファブリケーション機器をさらに充実させつつ、効率的な訓練プログラムの整備より、高度な技能を持つ加工オペレーターの拡充を図ります。マネジメント部門では、社内外のコミュニケーションにおける様々なコストを低減するために、ビジネスチャットツールやファイル共有サービス、タスク管理ツール等を適切に運用し、プロジェクトの効率化を図ります。

戦略推進のための体制・組織
上記戦略を持続的に推進するために、武井代表取締役をCIO(最高情報責任者)をリーダーとする情報システム部門を設置します。

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